みなさん、こんにちは! 住宅や空き家などの解体工事を行っている『千葉スピード解体』です。 千葉、佐賀、築後を中心に、建て替えに伴う解体工事や、お庭の倉庫や庭木の解体工事、アパートやマンション等の大きな解体工事などを、適正な価格でみなさんに届けております。 過去にアスベストを取り扱う仕事に従事し、健康被害を受けた方は、国の救済制度により給付金や治療費を受け取れるほか、損害賠償請求も可能です。 この記事では、アスベスト(石綿)の基本知識から、建設アスベスト訴訟と工場アスベスト訴訟の違い、利用できる救済制度について詳しく解説します。 アスベストとは? アスベストは石綿とも呼ばれ、天然鉱石に含まれる繊維状の鉱物です。耐久性や耐熱性、耐薬品性、防音性など優れた性質を持ち、多くの用途で利用されてきました。特に、建材として屋根材や天井用の板材などに多く使用されてきました。しかし、1970年代から規制が始まりました。これは、アスベストの繊維を吸い込むと人体に悪影響を及ぼすことが明らかになったためです。 アスベストによる健康被害 アスベストの繊維を吸い込むと、体内に滞留し、長期間にわたって炎症を引き起こします。その結果、肺が線維化したり、肺がんなどの病気が発生することがあります。アスベストによる主な病気には、石綿肺、肺がん、中皮腫、良性石綿胸水、びまん性胸膜肥厚があります。 建設型アスベスト訴訟の概要 建設型アスベスト訴訟は、建設作業に従事していた元作業員らが国および建材メーカーを相手取り賠償を求めた裁判です。アスベストの有害性を知りながら、作業員に対して警告を怠り、適切な規制を行わなかった国と建材メーカーの責任を問うものです。2008年に東京地裁で集団訴訟が提起され、その後、全国各地の裁判所で同様の提訴が行われました。 令和3年5月17日の最高裁判決 建設アスベスト訴訟において、2021年5月17日に最高裁は国や建材メーカーの責任を認める判決を下しました。この判決を受けて、2021年6月9日に「特定石綿被害建設業務労働者等に対する給付金等の支給に関する法律」が成立し、被害者への救済が大きく前進しました。 工場型アスベスト訴訟との違い 工場型アスベスト訴訟は、アスベスト工場で作業に従事していた方が国に対して賠償を求める訴訟です。建設型アスベスト訴訟とは、働いていた環境が異なります。 アスベストが原因の病気に対する救済制度 アスベストによる健康被害を受けた場合、労災保険が適用されない方でも、アスベスト健康被害救済制度を利用して給付金を受け取ることができます。この制度は、独立行政法人環境再生保全機構が管轄し、医療費や介護費用を支給します。 アスベスト健康被害救済給付金 指定疾病にかかり、救済制度の認定を受けた場合、療養中かどうかに応じて異なる給付金を受け取れます。自己負担した医療費全額や療養手当、葬祭料、救済給付調整金などが含まれます。 国への損害賠償請求 2021年6月9日に成立した「特定石綿被害建設業務労働者等に対する給付金等の支給に関する法律」に基づき、アスベストに曝露したことで健康被害を受けた方々への賠償が迅速に行われるようになりました。要件を満たす対象は、特定の期間内にアスベスト作業に従事し、指定の病気にかかった方々です。給付金額は症状や状態によって異なりますが、550万円から最高1,300万円が支給されます。 まとめ 建設アスベスト訴訟について詳しく解説しました。アスベストの有害性が明らかになり、国や建材メーカーの責任が問われるようになりました。もしアスベストによる健康被害を受けている方は、専門家に相談してみてください。 アスベストのことでお困りではありませんか? アクティブは岡山で30年以上にわたり、アスベスト調査・除去、解体工事を行っています。法令遵守、安全管理、環境保全の徹底、的確な調査と除去で多くのお客様から信頼をいただいています。 最後まで読んでいただきましてありがとうございました。 「千葉で解体会社を探している」、「解体工事の費用を知りたい」、「解体は初めてで誰に相談したらいいか分からない」、「解体工事の正しい進め方を知りたい」など、解体に関するご相談は、ぜひ一度『千葉スピード解体』までご相談ください。 電話相談や来場相談など、お客様のご要望に合わせて対応いたします。 千葉スピード解体電話お問い合わせ⇒千葉店 043‐400‐3370 営業時間:10:00~18:00(水曜日を除く)住所:〒264-0024 千葉県千葉市若葉区高品町250-1 2階⇒佐賀店 0942-21-8103 営業時間: 9:00~17:00〒830-0055 福岡県久留米市上津1丁目5−26