プレハブの解体工事と費用③

2025.08.26 建物解体解体工事コラム費用

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今回は【プレハブの解体工事と費用③】についてご紹介していきたいと思います。

プレハブの解体工事の費用は？

プレハブの解体工事費用は、その素材によって異なります。

たとえば、木造プレハブの場合、解体工事の費用は1坪あたり2万円から4万円が目安です。

鉄骨造の場合では1坪あたり2万5千円から4万5千円程度、鉄筋コンクリート造のプレハブでは1坪あたり3万円から6万円ほどの費用がかかります。

素材が頑丈になるほど、解体工事費用も上昇する傾向にあります。

鉄筋コンクリート造のプレハブでは、解体工事に手間や時間がかかることから費用が高くなる理由の一つとされています。

また、廃材のリサイクルが難しい点も費用増加の要因です。

一般的な家屋の解体工事費用と比較すると、木造家屋の場合は4万円から5万円、鉄骨造家屋の場合は6万円から7万円、鉄筋コンクリート造家屋では7万円から8万円程度が相場となっています。

プレハブは構造がシンプルなため、一般的な家屋に比べて解体費用は安くなることが多いです。

しかし、これらはあくまでも解体工事の基本費用であり、実際の解体には他にもさまざまな追加費用が発生することがあります。

解体工事の際に発生しやすい追加費用

1⃣ 残置物の処分費用

プレハブの中に残置物が多く残っている場合、その撤去や処分に追加費用が発生します。

解体業者によっては、この費用が解体工事費用に含まれている場合もありますが、事前に確認しておくことが重要です。

家具や家電など、処分に手間や費用がかかるものが多い場合は、追加料金がかかることがあります。

2⃣ 重機の回送費用

解体工事で使用する重機は、通常道路を自走できません。

そのため、解体現場までトラックで運搬する費用がかかります。

解体業者によっては、これが解体費用に含まれていることもありますが、これも事前に確認しておくと良いでしょう。

3⃣ 廃棄物の処分費用

通常、廃棄物の処分費用は解体工事の費用に含まれています。

しかし、解体作業で発生する廃材が多い場合、追加料金を請求されることがあります。

木くずや鉄くずなどの廃材が予想以上に出た場合、その処理費用が増える可能性があります。

4⃣ 解体工事が長引いた場合の追加費用

解体工事に予想以上の時間や手間がかかる場合、その分の追加費用が発生します。

たとえば、プレハブが設置されている場所が狭く、重機が入れないために手作業で解体する場合などが考えられます。

また、プレハブが頑丈に作られている場合、その解体作業にはより多くの時間と労力が必要となり、その分費用が増加します。

5⃣ 解体費用を抑えるためのポイント

プレハブの解体費用を抑えるためには、解体業者の選定が非常に重要です。

解体業者によって、費用や作業の丁寧さに違いがあります。

適正価格を提示してくれる優良業者を選ぶことが、コスト削減に繋がります。

見積もりが異常に安い業者には注意が必要です。

こうした業者は後から追加費用を請求してくる場合や、不法投棄などのトラブルに巻き込まれる可能性があります。結果的に費用がかさむリスクがあるため、慎重な選択が求められます。

また、残置物が多いと解体費用が増えるため、事前に自分で処分しておくこともコスト削減の一つの方法です。

特に布製品や陶器類は処分費用が高くなる傾向があるため、これらは事前に処理しておくことをおすすめします。

木片や鉄くずなどの再利用可能な素材は処分費用が比較的安く、これらが残っていた場合でも、中身が処理済みであれば大きな追加費用にはならないでしょう。

今回は、【プレハブの解体工事と費用③】についてご説明いたしました。

最後までお読み頂きありがとうございました。

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